またもやRoonが使えない?

 K君へ

 また、アンプが機能しなくなりました。昨日、MacOSをMonterey 12.3.1にバージョンアップしたのですが、そのあと、念のためチェックすべく、Roonを動かし、プレイしてみました。動かない!  Roon RAATで繋がるデバイスをLAN上で探して見つからない?らしい。SettingsのAudioページでは、DEP1000上のExpert RAATがきちんと認識され表示されているのにも拘わらず、です。「少し待て」という表示が出て、しかし、いくら待ってもプレイが始まらない。仕方なくRoonを強制終了し、再起動。それを何度か繰り返すうちに、ついにはRoonを立ち上げると異常終了してしまう事態に。

 ソフトの再起動など、思いつくことをいろいろ試してみたものの、駄目! 眠れぬ夜を過ごしました。昨年の悪夢が蘇ります。

 連日、ウクライナの痛ましいニュースが続いているこの時に、このストレス。老体の心身には厳しいものがあります。

 手術後、毎晩、毎朝、血圧を計っているのですが、いつもは130をめったに超えないのに、昨晩と今朝は150越え。私の心臓は交感神経に敏感に反応するらしく、不安な気分が血圧上昇に繋がるようです。

 再び稼働しないのでは、という不安に怯えてばかりいてはいけないと、先ほど意を決し、再度挑戦しました。LAN接続を外し、DEP 1000をリセット、再起動後にLANを再接続し、MacOSを再起動、そして、Roonの再起動、といった手順を試みました。恐る恐る次の曲をプレイしてみました。鳴りました(^_^)。



 OSのバージョンアップ時、RoonとDEP 1000との間のLAN接続で動作のタイミングに齟齬が生じたようです。バージョンアップ、恐るべし。ほんのちょっとした齟齬に過ぎないはずなのに、まさにディジタル的破局をもたらしかねません。あるかなしかの微妙な差を気にするサプリ的なアクセサリとは大違いです。

 こうして、今回は、あの泥沼のようなフランスの会社との問答に至らずに、一件落着となりました。

 ひとたび音が出れば、何事もなかったかのように、いとも簡単に美音を奏でます。この当然のように機能する当たり前の日常が、あるとき突然奪われたとき、人はどれほど耐えがたい不安感に襲われるか。今のウクライナびとの苦難を思わずにいられません。度合いの桁が違いますが。。。しかも理不尽極まりない、許しがたい愚行による人災です。今、世界は無法で残虐な中世に戻ったのでしょうか(怒)。

 Prestoからダウンロードしたウクライナのこのアルバムを聴き直しています。なんとも美しい! そして痛ましい。



 ではまた。

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