オーディオソフト取得のDX
ここ2,3年、オーディオソフトの殆どは英国のPresto Musicから購入している。ハイレゾ版が多く揃えられているからだが、それだけではない。
現在、Prestoで購入するオーディオソフトは次の作業手順でパソコンのRoonライブラリに入れている。(1)Prestoのwebサイトでアルバムソフトを選択し、購入手続きをする。(2)ファイルのダウンロードを行う。(3)XLDアプリで、アルバムファイル群を入れるフォルダーを新設。(3)XLDで、ダウンロードしたファイル群をflacからaiffに変換し、先に新設したフォルダに入れる。以上のすべての作業が、ほぼ数分、長くて10数分でおわる。そこで、Roonライブラリを見れば、最新のアルバムとしてたちどころに見ることが出来、即、演奏できる。メタデータも殆どの場合、完璧に入れられ、体裁を整えて表示される。アートワークはPrestoからダウンロードしたファイルの一つとしてあるので、アルバムの新設フォルダにいれれば、Roonライブラリで表示される。さらに念のため、Roonのアルバムeditで「identify album」を行い、Roonがクラウド上で利用しているデータベースとつきあわせて、対応するものがあれば、それに基づきデータをさらに完備なものにする。
CDなどブツとしてディスクを注文し、宅配を待ち、リッピングし、メタデータを整備し、場合によっては手入力し、アートワークを探して入れる、などという過去の取得作業手順に比べれば、要する時間と労力に雲泥の差がある。これぞオーディオソフト取得のDXではないか(もちろんサブスクがあるが、ダウンロードしたファイルにはプロテクトが掛かっていて、Roonのライブラリでミュージックファイルとして認識されない)。もう20年以上前から、いろいろな方法で手持ちのオーディオソフトすべてのデータベース化を図ってきたが、いまや新規取得のソフトはこのように容易に追加できるので、体裁として満足のいく状況になった。
しかし、昨年まではPrestoに問題があり、ダウンロード時間が異常に長いのだ。大容量のハイレゾ版では数時間以上を見込まなければならなかった。そのため、就寝前に実行し、翌朝その結果を見る、ということを繰り返した。他のオーディオソフトのサイトでは、ハイレゾでも10分程度でおわる。さすがに面倒になったので、メールで訴えたところ、丁寧に対応して頂き、改良後は大幅にスピードアップされた。想定したとおり、ネット回線の問題ではなく、Prestoのシステムの問題だったのだ。実際、現在のWiFi経由のダウンロード速度は当時のWiFiの5倍以上早いが、その効果は(残念ながら?)違いとして体感できない。
まだまだPrestoでの買い物が増えそうだ。他のオーディオソフトショップも是非参考にして欲しい。
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