有線LANルータ利用の効用は?
(注)前記事の考え方を実行してみた。実際にやってみると、さらにいろいろ分かることがある。音質はこれまでの最高水準をさらに更新したといっていいのではないだろうか。 有線LANルータにRoon Serverを載せたMacBook Air(MA)と、OPT ISO BOXを介してDevialetとを接続する。それだけで、Roonの音源をDevialetで演奏できると思うが、このルータを壁内LAN(WANに繋がっている)に接続すると利便性が高くなる。その場合、音質への影響はどのように考えられるだろうか。 有線LANルータにMacBook Air(Roon Server)とOPT ISO BOX → Devialetを接続し、さらにそのルータを壁内LAN (インターネットWANあり) に繋げても、 音質への直接的な影響はほとんど無い と考えられます。ただし、システム運用の観点からは幾つかの留意点があります。 🎵 1. 有線接続 vs 無線接続で音質差はなし EthernetとWi‑Fiでは、データ転送の安定性に差があるものの、「音質(聞こえる音色や解像度)」に対する直接的な変化は報告されていません ( community.roonlabs.com )。 Roon公式も、有線接続は転送の信頼性や帯域の安定確保のために推奨していますが、物理ノイズが音に影響するという決定的な証拠はありません 。 2. ルータやネットワーク構成が間接的に音質に関係するケース ドロップアウトや再生遅延 など、転送品質が低いことで起こる「再生信頼性の問題」は、リスニング体験に影響します。有線LANを介した階層化されたネットワーク構成ではこれらのリスクが低減されます ( youtube.com )。 一部のオーディオ愛好家は、「switch電源」「ルータのアイソレーション」「特殊LANケーブル」の導入により、有感のノイズ改善を実感したと報告しています 。これは「オーディオ品質に及ぼす電気的なノイズやグラウンドループの抑制」として捉えられていますが、主流ではありません。 3. 壁内LAN(家庭内WAN)接続の利便性・注意点 ✅ メリット MacBook Airのアップデートやインターネット経由のストリーミングに制限なく対応。 スマホや他...